皆様からの感想

今までに劇場アンケートで頂いた感想の一部をご紹介します。
物語の核心が含まれて居ますので、まだ観劇されていない方は注意をお願いします。

【36歳男性/京都在住】

カリンカちゃん!カリンカちゃん!
カリンカ嬢の演じるスワルニダが本当に天使かと言うほどの可愛さでした!

中にはコッペリアが恋に落ちるシーンが単純すぎるという批判もあるようですが、心がささくれ立った時にああも無償の愛を与えられるとコロリとまいってしまう気持ちはよく分かりますカリンカちゃん可愛い。むしろ、あのくらい単純な恋の方が分かりやすくてよかったのではないでしょうかカリンカちゃん可愛い
一連の恋心を紋切り型に押し込んでしまう事によって、悪く言えば形骸化してはいますがお陰で子供にも勧められる単純さと複雑な感情を大人が楽しめる幅の広い作品に仕上がったのではないかと思いますカリンカちゃんペロペロ。

ところで、カリンカ嬢の為に通いつめていたら家に脅迫文が届くようになったのですがC連名ってどこの組織でしょうか?


【24歳女性/在住】

千秋楽に見に行きました!
最後はもうボロボロに泣けて泣けて仕方がなかったです。ずっと人間だと思っていたほうのコッペリアも実はロボットだったなんて…!! 息子さんはとっくの昔にもう亡くなっているという事は、物語開始時にはもうコッペリウス博士はおかしくなっていたんですね。 大事故でも人間・コッペリアが生きて帰ってきたのもロボットだったから頑丈だったということで納得しました。それでも全部飲み込んで、人間の息子のふりをしていた彼は本当に強いと思いました。同時に、どちらも凄く葛藤していたのだと分かったあの瞬間!

恨み、嫉妬し、諦めてばかりいた人形・コッペリアが全て知った時の慟哭は心に響きました。

ラストシーンで本格的に痴呆が進み、また新しく息子のロボットを作ろうとしている博士に優しく声をかける二人と、「どこのどなたか分からないけれどご親切にありがとう」という博士の言葉でもう涙腺結界でした。
淡い恋のお話だと思ってみていたら、期待以上に重くて考えさせられる舞台でした。
老い、ボケ、どれも避けられない問題です。色んな事をもう一度大事にしようと思いなおさせられました。ありがとうございます。


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